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「ドキドキの初めてのレッスン」小学2年Dくん

「カマキリがいたよ!」と元気に玄関を入ってきた小学2年生のDくん。当ピアノ教室(三鷹市井の頭)に通っている小学2年Aちゃんのご紹介で、少し前に体験レッスンをし入会を決めて下さり今日が初レッスン。

まず、体験レッスンでも始めにした〈ドレミファソラシド〉をピアノの伴奏にあわせて歌いました。体験レッスンで歌っただけなのにドレミ、、の音名も忘れず覚えていたうえ、音程も合っていて思わず「きっとカラオケとかで上手に歌えるよ」と言うほどの出来でビックリ。さすが小学2年生!お母さんの「本人がやりたいと言うので」の言葉通り、何でも興味深々の様子。

続いてピアノの曲に合わせてリズムを取る練習。楽器選びで色々な物を触って「何でミカンやリンゴがあるの?」と見かけはリズム楽器に見えないので「小さい子には握りやすかったり、鳴らしやすかったりするんだよ。」と伝えると、「ふーん」と納得。まず始めに選んだ鈴を持ってリズムを取る練習。体験レッスンではその場でリズムをとるだけでしたが、今日はリズムを取りながら歩くという少し難しいことにチャレンジ。

楽器も曲ごとに変えたのですが、ミッキーやアンパンマンのタンバリンを叩きこれは響きが違うという表情をし(オモチャなので音がカシャカシャする)別のところに置いてあったタンバリンを指し「僕は本物のタンバリンでやる!」と言い、私としてはニセモノ、本物というつもりで使用していなかったのですが、叩いて「これこれ、、」の納得の表情に音の響きに興味があることが分かり、小さい子とは違ったところに興味を示したDくん。次にリズムカード。

      上2種類    下4種類

ピアノは音の名前とリズムが分からないと弾けないことを説明。体験の時は2種類のカード(リズム、休符、各1種類)のみでしたが、今日はそれにリズムを2種類を追加してチャレンジ。初めてのレッスンですが、4種類のカードを入れ替えても正しくリズムが叩けました!

そして、音名を覚えるため音名カードをスタート。体験では歌ったり、ピアノを弾いたりはしましたが、「この音符はド、この音符はレ」のように音名と音符を結びつけるのは初めて。まず、音階を書いたもの(上段)を見ながら、同じと思う音符のカード(下段)を選んでいきます。でも初めてのDくんにとっては線があり、その上に○があるだけに見えるよう。そこで、「何番目の線と何番目の線の間に○がある?」「何番目の線にお団子みたいに○がささっている?」と声をかけると自分で「これ!」とカード選びがスムーズに。今日は始めのドとレのカードと5線紙(5本の横線で楽譜を示す)の上から数えて3番目下から数えても3番目の線の真ん中にある〝シ“は覚えてほしかったので、「次のレッスンで始めに真ん中の音、おへその音は?」て質問するから忘れないでね、「大丈夫?」と聞くと「うん!」と元気に返当。

そしてピアノに挑戦。「体験の時にやったドの位置を覚えてる?」と聞くと、「う〜ん」と言いながらポン!と正解のドを鳴らし「ここかな?」っとちょっとドキドキしながら高いドも低いドも全てのドを確認しながら弾くことに成功。ここでも1度やったことを覚えているところはさすが小学2年生。

体験の時はピアノを鳴らすだけでしたが、今日は鳴らす時の指の形の説明をし、少し指を丸くして弾くことにもチャレンジ。まだ初めてで年齢的に1つだけの指を上下に動かすのは(分離してなく)難しいので、1つの鍵盤を1つの指で押す練習を宿題に。ピアノは子供も大人も同じ大きさの楽器を弾くので小さなお子さんにとっては弾くのが大変。小学生だとだいぶ指がしっかりしているので始めるには負担が少ない点が良いところです。

最後に1つの音で弾けるアビニオンの丘、ロンドン橋などを連弾で弾き、今日のレッスンでドレミファ、、と順番に音が鳴らせるようになったので、かえるのうたも一緒に挑戦、大成功。

初めてのレッスンで緊張したかと思いますが、帰り際に「バイバイ!」と言って手を振ってくれ、Dくんにとって初めての当ピアノ教室(三鷹市井の頭)でのレッスンが、ドキドキから「楽しかった!」に変わっていたら嬉しいです。